岡村ブログ

日曜日。シーズン商品のお雛さまを見に行きました。

今回は、次女サホちゃんのお雛さまを買いに行きました。マサくんの五月人形とミノちゃんのお雛さまは、同じ清水のお人形屋さんで買ってもらったんですが、今回は静岡の有名店に行ってみようということで、ＴＶコマーシャルを流しているようなお店をハシゴしました。

結局のところ、ワケワカラナイということでございます。ちょっとした違いで数万円変わってくるんですが、お店の方にそういうもんだと言われればそういうものなんだろうということです。

ワタシが子どもの頃から、人形作りは静岡市の地場産業だと教えられてきました。

どうやら雛人形と雛具と分かれるようでございます。雛具の歴史は長く、調べてたら今川氏とかの名前が出てきました。全国的な産地として台頭したのは大正時代。関東大震災で静岡市へ移り住んだ東京の職人の力によるところでした。

静岡市で雛人形が本格的に作られたのは昭和の初め。人形師を招き、静岡の元々の技術力との融合、昭和時代は発展を続けました。

Ｂｕｔしかし、現代の少子化社会において、その影響を大きく受けるこの業界は、非常に厳しい状況なんだそうです。

さらに、ニーズに合致したものを作らなければ売れない、どんなものでもそうですが。例えば昔のような何段飾りのものでは、今の若い家族の住まいにフィットしない。お内裏様とお雛様のペアのみのものが結構出るそうです。しかもそのお内裏様とお雛様の衣装も、いかにもなデザインではダメだそうで、和モダン風のものが結構人気なんだそうです。

まぁオカムラごときでは具体的にうまく表現できないので、ぜひ人形屋さんに行くべし。と言っても、実際に買うような状況にならないと、結構入りづらいジャンルのお店ですよね、人形屋さんって。